岩出市(いわでし)

多宝塔 岩出市は、和歌山県の北部、和歌山市に隣接(東部)する町です。 北は和泉山脈の山間地で、南部は北部の山間から流れ出る根来川や住吉川などによって形成された扇状地と紀ノ川流域の平地帯です。 平野部は、稲作中心に、野菜、花卉栽培が盛んな、県下有数の穀倉地帯でもありますが、和歌山県下では、和歌山市と共に関西国際空港に最も近い地域(車で約25分)でもあり、和歌山市や大阪府下都市のベッドタウンとして開発が進み、人口が増加し、現在5万人を越えて、なお漸増中です。 文化面では、船戸山古墳群に見られるように、古くから開発された地域で、中世に高野山と二分するほどの勢力と大伽藍を誇った根来寺(ねごろじ)があり、室町末期には堂塔坊舎2,700余、寺領72万石、鉄砲に習熟した僧兵が1万人を数えたといいます。 天正13年(1585)豊臣秀吉の根来攻めで大打撃を受け、殆どの建造物は焼失しましたが、当時の姿を伝える多宝塔(国宝)・大師堂(重文)や焼失した坊院跡の石積みが残っています。春の桜と、秋の紅葉の名所として、また根来寺の東には県立植物公園緑化センターと昭和の森があり、四季折々の花が咲き、自然の中の快適なレクレーション基地として、関西各地から大勢の人が訪れています。

 

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